父親の育児・家事

父親の育児

近年「イクメン」と呼ばれる、育児を楽しむ男性、育児を積極的に行う男性が注目されています。中には育児休業を取得したり、地域や学校の活動に関わる男性も増えています。しかし、仕事が忙しいなどの理由で、育児をしたくてもできない男性も多く、父親の意識も育児の手伝いどまりで、育児の主体と責任は未だ母親が主に担っています。

総務省「社会生活基本調査」(平成23年)によると、6歳未満児のいる世帯について、1日の家事・育児関連時間をみると、夫は1時間7分(うち育児時間は39分)である一方、妻は7時間41分(うち育児時間は3時間22分)となっています。

6歳未満児をもつ夫婦の家事・育児時間の国際比較

女性の社会進出が進んでおり、1997年には専業主婦家庭よりも共働き家庭が多くなりました。「厚生労働省:国民生活基礎調査の概況(2012)」によると、今や就労している母親は64%と10年前比で11%ポイント増加し、末子が高校生になると76%の母親が就労しています。しかし、日本では「男は仕事、女性は家事・育児」という性別役割分業の意識がまだ強く、女性の労働化ほど男性の家事・育児分担は進んでおらず、「男は仕事、女は仕事と家事・育児」と言えるほど母親の負担は大きく、産後うつや育児ノイローゼの問題もあり、父親の育児参画は必要不可欠です。

男性自身が積極的に育児に関わることで、子どもの健全な発育、母親の負担軽減と就労支援、夫婦間のパートナーシップの醸成、父親自身のワークライフ・バランスの実現などにより、社会全般の男女共同参画意識の推進に寄与すると共に、労働力の創造や少子化対策につながることを期待しています。

ファザーリング・ジャパンでは、男性の育児参画を啓発・推進するために、現役の父親をはじめ、これからパパになる予定の男性、さらに女性や若者、祖父母世代など幅広い対象に向けて、セミナーやワークショップなどを開催しています。

<主な講座内容>

  • 男性の育児参画への意識改革・啓発
  • こどもの世話の仕方や遊び方を学ぶワークショップ
  • 育児をする時間を作るために、仕事・育児・家事の両立や育休取得などのワークライフバランスの推進セミナー
  • 夫婦で育児をするためのパートナーシップ講座、ペアレンティング講座

父親の家事

男性の育児参画は少しずつ浸透してきており、育児時間も僅かながら増加傾向にありますが、家事関連時間の男性負担は依然低く、妻が大部分を担っています。欧米諸国の夫の家事関連時間をみると、アメリカ、ドイツ、スウェーデン、ノルウェーは3時間以上、日本を除くと最も短いフランスでも2時間30分となっており、日本は国際比較でもかなり短いです。

政府は6歳未満の子を持つ夫の育児・家事関連時間を「2020年に2時間30分」にする数値目標を掲げていますが、目標達成にはまだ課題が山積しており、イクメンの次はカジメンの推進が必要です。

男性の家事能力が向上し、分担時間も増え、家事・育児を夫婦でシェアできるようになると、女性の日常的な負担が軽減され、女性の就労にも繋がります。また、男性も家事をできるようになれば、家族の疾病時や災害などの緊急時のリスクヘッジにもなり、将来の親の介護や老後の生活の際に役立ちます。

ファザーリング・ジャパンでは

  • 男性向け料理講座、離乳食講座、父子でのスイーツ作り講座
  • 収納講座、掃除講座などの家事講座
  • 夫婦で家事をシェアするためのワークショップ
  • 専業・兼業主夫によるロールモデルの発信

などを行い、男性の家事参画を推進しています。

Stand by Me思春期プロジェクト

Stand-by-Me-logo_Final子離れできないイクメンと、我が子との接し方がわからない非イクメン。一方、思春期の子どもが加・被害者となる事件の多発や、成人しても 自立できない若者の増加。

我が子が思春期の父親たちが悩みを共有し、父親としての 役割を再認識することを目的に『我が子が思春期のパパ達へ』プロジェクト (Stand by Me Project)を立上げました。

子ども教育の目的は、「子どもが自立した社会人になる」ためです。そして、自立するために重要なことは、「自分のチカラで進もうとする意志と、自分は価値ある存在なんだという自己肯定感」を子どもが持てるようになることです。しかし、思春期と言えども人生経験が10年程度の子どもは未熟さがあり、どうしても親は子どもに対して過保護や過干渉、そして否定的になりがちなものです。だから、子どもが自主性と自己肯定感を持つことにつながる言動を親は取っていきましょう。

思春期プロジェクトでは「四つの基軸」を掲げ(1)子どもの力を信じよう(2)子どもから逃げずに向かい合おう(3)父親が子どもと社会の懸け橋(社会のウインドウ)になろう(4)笑っている父親でいよう−と提唱。それぞれに「褒めるべき場面では、子どもを褒めている」かどうかなど、自分の行動を振り返るためのチェックリストがあります。(チェックリストはウェブマガジン「ひみつ基地」の川島理事のコラムを参照)

http://children.publishers.fm/article/8002/

完璧な家族はありません。いろいろなことで悩み、ぶつかり合い、もまれながら成長していきましょう。


主な講師

FJ前代表理事/元雑誌記者

吉田大樹


得意なテーマ

パパの子育て、父子旅行など日常的なテーマから政治や労働など時事問題も対応

TOPIC

労働関係の専門誌記者。埼玉エリアに工作活動を広げる3児のシングルパパ。FJでは政策提言やフォーラム事業を主に担当
FJファウンダー/代表理事 各種NPO理事

安藤哲也


得意なテーマ

ファザーリング全般、イクジイ、男女共同参画、企業WLB、PTAほかall round。絵本読み聞かせライブも

TOPIC

年間200回を超える講演を全国各地で実施。厚労省イクメンプロジェクト座長、内閣府男女共同参画推進委員、にっぽん子育て応援団団長ほか要職を歴任
FJ顧問/大阪教育大学教育学部 准教授

小崎恭弘


得意なテーマ

子どもの発達と父親の役割、パパならではの子育て法を分かりやすく伝授

TOPIC

元保育士の経験を基にした豊富なネタと理論を軸に、笑い溢れる子育て漫談。関西を中心に絶大な人気。大阪教育大学教育学部 准教授
FJ理事 イクジイプロジェクトリーダー

村上 誠


得意なテーマ

父親の育児・家事、孫育て、多世代共育、地域、住宅、夫婦のパートナーシップ、家族のライフプランニング、料理

TOPIC

デザイナー&3世代同居兼業主夫。パパ&イクジイが家族の笑顔をキャッチする。FJちば支部の代表も務める
FJ理事/研修講師、スクール教務主任

あづまこうじ


得意なテーマ

ワークライフバランス、父親の育児、ダイバーシティ、夫婦パートナーシップなど引き出し豊富

TOPIC

東京都や横浜市ほか日本中にパパ・スクールを広げる活動を展開。笑いあり・涙ありの参加型の講座スタイルが好評。㈱ソラーレ代表
FJ(理事)、 NPO法人コヂカラ・ニッポン(代表)

川島高之


得意なテーマ

イクボス、ワークライフバランス、子ども教育、コヂカラ、PTA、イキメン、イクメン。子ども向け・大人向け共に可

TOPIC

Work(会社経営)、Life(家事・育児)、Social(PTAやNPO)という3つを融合させた講演を年間140本。 NHK「クローズアップ現代」で特集、AERA「日本を突破する100人」に選出。著書「いつまでも会社があると思うなよ!」PHP研究所。
FJ元理事/幼稚園教諭

久留島太郎


得意なテーマ

子どもとの遊び方・接し方
体を使ったパパあそび
絵本ライブ

TOPIC

保育者・パートナーと4人の息子で6人家族・遊びと学び・ロックンロール
blog:コソダテロックンロール!http://ameblo.jp/taro4kids/
FJ理事/社会保険労務士

横井寿史


得意なテーマ

ワークライフバランス、男女共同参画、絵本ほか

TOPIC

男女共同参画やワークライフバランスの推進、子育て支援等を行う元すし職人な社会保険労務士
FJ理事/ダイバーシティ&WLBコンサルタント

つかごしまなぶ


得意なテーマ

男女共同参画、男の育休、働き方、ワークライフバランス、プレパパ講座・両親学級、企業組織風土改善など

TOPIC

公認会計士。東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス推進部シニアコンサルタント。男性育休促進FJ事業「さんきゅーパパプロジェクト」リーダー。
FJ元理事/管理部長

奥平亨


得意なテーマ

パパが楽しむ絵本読み聞かせ、育休トークもOK

TOPIC

地元川崎のパパ活動にも精力的。絵本ポータルサイトを運営する
㈱絵本ナビ管理部長
講演・セミナーのご依頼 取材・調査のご依頼
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