NPO法人ファザーリング・ジャパン丨笑っている父親になろう

お知らせ

2021.09.01 ニュース

出産と産後の生活に関するアンケート調査結果

妻が帝王切開になったが、自分はどんなサポートをしたらいいのか、何の情報もなかった。

そのような家庭が多いのではと、
ファザーリング・ジャパンの中で生まれたワーキンググループ「カイザーパパグループ」。

日本の現状は、出産や産後の生活については具体的な情報が充分に得られていないことから、出産に不安を感じていたり、急な出産方法の変更に戸惑いを感じていたご家庭もあります。

また、産後のサポートが充分に活かされていないことから、辛い思いをしていたご家庭もありました。

実際のところはどうなのか、私たち父親が出産と産後のリアルについて知ることが必要と感じました。

本アンケートで出産と産後の生活について現状を明らかにし、安心して新しい命を迎え、

産み育てる環境作りを皆さんと一緒に実現していきたいと考えています。

 

※カイザーとは、医療用語で帝王切開のこと。

 

実施:NPO法人ファザーリング・ジャパン  カイザーパパワーキンググループ

アンケート実施期間:2021年4月9日~30日

アンケート実施方法:WEB回答フォームを利用(母親用、父親用に分けて回答)

アンケート回収方法:SNSにて告知、チラシ配布、周囲への声掛けなど

アンケート回答数:母親 881件  父親 340件  合計 1,121件

 

アンケート結果から

●出産について

◎今回の調査では約4人に1人が帝王切開出産であった。厚生労働省調査(2017年医療施設(静態・動態)調査・病院の報告の概況)によると以前に比べ、帝王切開出産は年々増えており、本調査でも同様の傾向となった。

◎父親の約2割が「誰もが帝王切開になる可能性がある」ことを知らない。

◎帝王切開出産した方の約4割は当日に出産方法が変更になっており、その約3分の1が分娩室で変更になっているなど、経腟分娩を予定していても直前で帝王切開になる方も多い。

◎帝王切開出産した父親の約4割、母親の約6割が、出産前に、出産や産後の生活について充分な情報を得られていなかった。

◎出産や産後についてモヤモヤや消化不良の感情があるのは、母親44%、父親23%とギャップがある。

◎出産を経験した母親、父親の8割以上が、帝王切開について詳細な情報を事前に知っておいた方がよいと考えている。

●産後の生活について

◎出産後に家事などが出来る程度に体調が回復するには6割以上が1カ月以上かかっている。しかし、産後、1カ月以上安静に出来たのは約3割だけである。

◎母親の5割以上が安静に出来る期間は心身の回復に充分でなかったと回答。

◎母親は、出産や産後の生活について、約4割が事前に充分な情報が得られていない。特に「産後のメンタル」「産後の体調」「睡眠時間の短さや不規則さ」については、母親の5割以上が出産前のイメージと異なっていると回答しており、事前に情報を得ていた場合でも、情報充分に得られていなかった可能性がある。

◎父親は、特に「睡眠時間の短さや不規則さ」について5割以上が出産前のイメージと異なっている。また、妻が帝王切開出産した父親は、「産後の体調」について、経腟分娩で出産した父親より事前のイメージと異なっていた割合が多い。


●産後の生活について

◎出産後に家事などが出来る程度に体調が回復するには6割以上が1カ月以上かかっている。しかし、産後、1カ月以上安静に出来たのは約3割だけである。

◎母親の5割以上が安静に出来る期間は心身の回復に充分でなかったと回答。

◎母親は、出産や産後の生活について、約4割が事前に充分な情報が得られていない。特に「産後のメンタル」「産後の体調」「睡眠時間の短さや不規則さ」については、母親の5割以上が出産前のイメージと異なっていると回答しており、事前に情報を得ていた場合でも、情報充分に得られていなかった可能性がある。

◎父親は、特に「睡眠時間の短さや不規則さ」について5割以上が出産前のイメージと異なっている。また、妻が帝王切開出産した父親は、「産後の体調」について、経腟分娩で出産した父親より事前のイメージと異なっていた割合が多い。

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