4月、新年度からの新しいスタートからまだバタバタと忙しい日々を
お過ごしのことと思います。東北でも春の陽気が続いておりますが、
小学校を中心にインフルエンザB型も流行しておりますので
予防にも注意していかなくてはいけませんね。
今年度より息子の小学校PTA会長としても活動していくことになりました。
真新しいランドセルを背負って登校する新1年生の子どもたちも
少しずつ学校に慣れ始めている様子もうかがえるようになりました。
また、本業では保育園事業をしており、保育園に通う子どもたちも
お母さんお父さんのもと離れての園生活に少しずつ慣れたり、
まだ泣いて過ごしたりという感じです。
4月は、子どもも大人もみんないろんな気持ちの中でこれからの準備を
している期間ですね。疲れも出やすい期間なのでちょっとした表情や
言動の変化にも気付けるように特に注意が必要なときでもありますね。
そんな中で、この流れや環境の変化についていくことが難しいと感じる
子どもや大人もいます。一律にみんながみんな同じペースで同じように
することが良いこととは思わないのですが、やはり学校や社会の
しくみがそうあることもまた事実です。
「ひとりじゃない」雰囲気や居場所を、気付いた人みんながいかに
作っていこうとするかが本当に大切になってくると思います。それぞれの
違いを認め合い、支え合うときもまた今、意識していきたいですね。
そのためには「オタガイサマ」の精神を持って、「互いに声を掛け合う」。
これが一番だと思います。当たり前のことなのかもしれませんが、
案外こういったことが希薄になっているのも感じています。
不安で先の心配をしている子どもや大人は周りにいるはずです。
忙しい毎日の中でもそういった気付きの目を持って家庭も会社も、
また地域も、自分自身や子どもみんなが笑顔で暮らせるための
チームづくりをしていければいいですよね。
ファザーリング・ジャパン理事、ファザーリング・ジャパン東北共同代表
横田 智史