6年近く前、安藤代表の天才的ヒラメキで始まったイクボス。
彼からの依頼を受けた私は管理職や経営者として意識してきたことを
「イクボスの定義と10ヵ条」としてまとめてみました。
それから2か月後の2014年4月に、フォーラムを開催しイクボスが船出。
更に半年後、大企業を対象にした全国版「イクボス企業同盟」が発足し、
5年後の現在、加盟社数が222社となりました。
「地方版イクボス同盟」も続々発足。私も発足イベントで講演した
「山形県イクボス同盟」は400社以上が加盟。同じ東北では知事と私で
共同発起人を務めた「宮城県イクボス同盟」も熱心に活動中です。
イクボスNo.1県となった三重県、No.1市となった北九州市をはじめ、
秋田市、千葉市、愛媛県などでもイクボス同盟が勉強会などを
実施しています。
そして先週、全国版イクボス同盟の5周年イベントを開催し、
オンライン参加を含め340名もの来場者で盛り上がりました。
こうやって5周年を迎えられたのも、皆様のご尽力・ご協力の賜物と
心から御礼申し上げます。
さあ、イクボスはそこそこ広がりました。
となると次の大きな課題は何か?
個人的には「働き方改革の副作用」への対策ではないかなと思っています。
例えば、権利主張型の部下が増加、中間管理職が疲弊、行き過ぎた効率化、
一律の残業削減vsもっと働きたい社員、など。
山を越えるとまた次の山。是非、皆様と御一緒に、越えていきましょう。
山の先には、子ども達の笑顔と明るい未来が待ってくれているはずです。
ファザーリング・ジャパン理事 川島 高之