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2021.06.25
コラム
FJコラム「改正育児・介護休業法」の可決にあたり
先週6月3日、改正育児・介護休業法が国会で可決しました。翌日の新聞では「男性版産休」の見出しが一面を飾りました。関係者皆様がご尽力された賜物で、感謝感謝の気持ちです。女性は妊娠出産で育休を「取るかor辞めるか」を迫られますが、男性は「取るor取らない」の選択ができるケースが多いです。育休を取りたかったけれど取らなかった男性があげる理由は「職場に迷惑をかける」「男性が育休を取れる雰囲気がない」等で、今回の改正によってそうした職場の空気に水を差します。育児する男性が働きやすい職場は、誰にとっても働きやすい職場。「男性育休はボウリングの一番ピン」であり、働き方改革や男女共同参画などの社会的課題の解決に良い影響を与えます。 2010年の改正育児・介護休業法では‘イクメン’が流行しました。2009年10月開講のファザーリング・スクールには取材が殺到し、‘イクメン’ブームの牽引役を果たしました。そして今回の改正に呼応し、ファザーリング・スクール2021が明日入学式を迎えます。これから起こるムーブメントに期待大。父親が当たり前のように育児する社会の実現に向けて、また一歩野望に近づきました。ファザーリング・ジャパン理事 東 浩司https://fathering.jp/instructors/director/instructor_azuma.html
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