今月のコラム担当、理事の齊藤@青森です。
今年の夏は例年に比べてかなり長く、10月に入ってもまだステテコとTシャツで過ごしています。
僕だけかもしれませんが(笑)。
とは言っても日の出は6時、日の入りは17時と、昼の時間はかなり短くなり、
夜が長く感じられる季節になって「秋の夜長」を感じています。
“FJなみなさん”はどんな秋の夜長を過ごしていますか?
僕は「読書の秋」と言いたいところですが、最近ハマっているのは「聴く読書」です。
Audibleというオーディオブックの有料サービスをご存じでしょうか?
俳優や声優が幅広いジャンルの本を朗読してくれる聴き放題のサブスクのサービスです。
僕は仕事で県外に車で出かけることが多いので、スマホにAudibleのアプリを入れて、
カーオーディオとBluetoothで接続して運転中に聴いています。
最近はお風呂上がりから就寝までの間にスマホのスピーカーで聴くことが増えて
テレビを見る時間がかなり減りました。
中学・高校時代は深夜ラジオをよく聴いていたので、
“耳で聴く習慣”は懐かしさと新鮮さが入り混じった不思議な感覚です。
最近聴いた中で面白かったのは池井戸 潤さんの「僕たちの箱根駅伝」。
長編ですが、その長さを感じさせないテンポの良い物語で、
箱根駅伝ファンでなくても楽しめる一冊です。
Audibleでは登場人物が多いと紙の本のように自由に行き来できないため、
30秒単位で戻ったり進んだりすることができるのですが、
少し面倒なので僕はそのまま聴き流すことが多いです。
また、Audibleは一人で楽しむだけでなく、家族と一緒に聴くことで、
スピーカーを通じた共有体験が生まれます。
家族で同じ本を聴いて感想を話し合うことで、
リスニングを通じた新しいコミュニケーションツールにもなるのではと思いました。
秋の夜長、みなさんもぜひ「聴く読書」を楽しんでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
NPO法人ファザーリング・ジャパン理事 齊藤望
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