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2025.03.04 ニュース

開催レポート!国際女性デー:父親に広がる”アライ”の輪   ~ママとパパが考えるジェンダー平等 ~未来の子どもたちのために、今、私たちにできること~

3月8日国際女性デーに向けて全国のファザーリング・ジャパンでオンラインイベントを開催しました。


イベントは2月中旬からファザーリング・ジャパン九州からスタートし、新潟、東北、関西、東京、そして北海道と全国6拠点で実施、子ども世代のアライ(※)である親世代の約70名の方が参加しました。ナビゲーターはFJ会員の中山航が務めました。

※アライとは、マジョリティの中にいるマイノリティの理解者・協力者のこと。ここでは娘や女性パートナーの理解者・協力者である男性(父親)。


ジェンダー平等に関するイベントは女性が中心となることが多いのがまだまだ一般的ですが、このイベントでは各回FJ会員の父親たちがコメンテーターとして意見を出し合い、子どもたちの未来への投資として、親世代である私たちができることを参加者も交えて考えました。特に、関西の回では娘との関係性に悩む父親グループである「ムスメ問題研究会」のメンバーも参加し、より深い目線で男女の違いを話し合いました。


イベントでは、参加者から以下のようなコメントがありました。

①娘が足を大きく開いて座っていたりすると、「行儀が悪い!」とは言ったことあります。「男でもダメだけど」と付け加えるようにはしていますが、自分の中にも「女子はとくにダメ」という意識はあるんだと思います。 ただそれは、「行儀」だけではなく「性的視線」への恐れもある気もします。

男女平等だからといって同じ価値観を伝えるのではなく、何がよくて何が子どもの将来に悪い影響を与えるのかは整理して考えたいです。


②自分の親から男らしくを強く求められたことへの反発なのか「大黒柱」の働き方から妻の活躍を応援するために仕事を変えました。今はジェンダー平等に意識が向いており、実際に社会活動として行動しています。


③全国どこにいても女性は生きづらいのでは。

ただ、都会と地方の違いは、都会では男女平等になっていないという「認識」が広まっているものの、地方では認識がそもそもされていないと思います。

課題を認識しているかしていないかで雰囲気は全然違います。。こういった男女の違いを語り合う機会は今後も多く取った方がいいと思います。


イベントの最後には子ども世代の「アライ」として「Mini-Promise〜今日からすぐにできる小さな約束」を参加者に書いていただきました。


FJでは今後も「ジェンダー平等は父親も一緒に!」を考えていけるイベントを開催していきます。

 

<3月2日(日)10:00-11:00開催 東京ーマザーリングプロジェクトでの開催>

 

<Mini-Promise~小さな約束~ジェンダー平等の実現に向けて「親」としてどんな働きかけをしていきますか?>

 

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