『子どもとお金の成長』

2022.05.20 コラム

『子どもとお金の成長』

令和4年度、2022年度が始まって1ヶ月半が経ちました。
年度始めは、子どもたちのクラスが変わったり、親も職場で部署が変わったりなどして
慌ただしい日々だったのが、やっと少し落ち着いてきた頃だと思います。
我が家も2人分の卒業式と入学式を終え、4年間務めたPTA会長も退任してひと段落しました。
中学校と小学校の同時入学に加えて小学4年生がいるので、この同時入学は6年後のプレイベントみたいなものです。
6年後の2028には大学、高校、中学に同時に入学する可能性があるからです。想像しただけでもクラクラします。
皆さんも一度家族の年齢とイベントを並べていつ頃にたくさんお金が必要か、
一年間にイベントが重なる年はないか確認することをオススメします。

子どもが小さい頃は、お金はあまり必要とせず、近所の公園で遊んであげるだけで大喜び。
どこに行くかよりも、どれだけ一緒にいられるかという時間が大切でした。
思春期以降は、親子の時間よりもお金の方が必要になってきます。
子どもが小さい時には子育てにお金よりも時間を大切にして、将来の教育費と老後に備えて貯めながら増やしていく、
子育てもお金も長期で一緒に成長するものです。

時間の使いどころ、お金の使いどころが分かれば仕事や子育て、
それ以外の活動などの選択の幅が広がり、より豊かな暮らしへとつながると思います。
父親が子育てを楽しみつつ、家計を変えて家庭を変えましょう。

最後に、2014年からFJの理事を務めさせていただきましたが、今期末で退任させていただく予定になりました。
今後も人生100年時代における豊かな時間とお金の使い方について発信を続けて行きますので、引き続きよろしくお願いします。

ファザーリング・ジャパン理事　内木場豊

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